だったらどうした

2006年3月1日
私は嘘を重ねて生きていますが、何か?
常日頃から小さいものから大きなものまで、様々な嘘抱えて生活してますよ。それは諍いを避けるためのものであり、自分を騙すためのものであり、薄氷の上の日常を守るためのものでもある。
嘘が長く続かないのは解ってる。重ねれば重ねるほど次の嘘を吐きにくくなるのも、解ってる。
逃げてるだけだなんて、そんなの自分が一番よくわかってるよ。言われなくなって。……わかってるよ。

嘘つくきっかけが自分にないとは言わないけれど、周りの影響が皆無だっていうのも違うと思う。
多少の嘘を吐いてでも穏やかに過ごしたいと思っているから。機嫌を損ねるのは怖いよ。

この一家はそれぞれ、相手のことを知らな過ぎるんじゃないかな。表面上、平穏に見えればそれでいい。そう思ってるんじゃないかと疑ってしまうのは、自分がそうだからだろうか。
でもきっと自分が認めたくないことなら苦しい言い訳でも通ってしまうんだから、その傾向が無いとは言えないと思う。
自分にとっての平穏を求めるから、それを荒らされるのでなければきっと誰が何をやってもある程度は関係ないと思ってるんじゃないかな。
無関心、なんだ。少なくとも私はその傾向が強そう。
離婚したらどうする、なんて訊かれても、母さんの人生なんだから母さんの好きにすればいいと殆ど普段通りに応えられる程度にはね。
またしてもあんたはオカシイと言われてしまいましたが。姉も同じこと言ってたけどなぁ……。
別にいいんだけどね。母の正常がイコール真理じゃありませんし、私にとっての正常ともズレがありそうですし、世間様の常識とも完全一致はしないでしょうし。

無関心になることで”今”を維持してるんだから、いいじゃないですかーと思うわけですよねぇ。
まったく。母は何を望んでいるのやら。

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