子育てって大事(´・ω・｀)

坊ちゃん・姫様して育てられた人間ってちょっと生活能力なさすぎるんじゃないかと思ってしまう今日この頃。……父上のことだけどね。
祖母が子供を台所に立たせない人間だったみたいなので――まぁそれは祖母が育った時代っていうのもあるんだろうけれど基本的に過保護なので、男（というか子供？）は料理なんぞせんでいいそうですよ。
そんな感じで育ってきた我が父上殿なので、まぁ……頭はいいんだろうけれど、馬鹿じゃないかと思いますよ。
大食漢のくせに料理なんてまともにできませんから。朝ごはんくらいは自分でやるみたいですが（というのも最近祖母が叔母の家に移住したからなんですが）、それだって炊いてあるご飯よそって食べてるだけだし。……ご飯の炊き方知ってんのかしら。
昼飯とか晩飯とか、そういうのは待ってれば出てくるもんだと思ってるみたいですしね。自分が手伝おうとは思わないみたいです。娘である姉や私には「台所でお母さんの手伝いしなさい」って言ってたけど。……自分、子供のころに台所に立った覚えなんて欠片もないんと違いますか、と言ってやりたいと思い始めた最近です。昔はそんなことまで考え付かなかったの。私馬鹿だから。
なんかねー……なんだろう、確かに私、父ほど勉強に熱心ではないけれど、それでも家で全く勉強してないわけでもないんですけど。んー……そりゃお互いの今を比べたらさ、父はやりたくない仕事をする日々、私はお気楽な大学生。どっちに時間があるかって言われたら考えるまでもなく私です。えぇ。
でも同じ年頃のときはどうだった？　父が大学生のときに家事をやったか？　答えはおそらくNoだ。だって少しでも家事やってたんなら今、料理が全然できませんって事もないだろ？
なんで今までやってこなかった人間にやれって言われなあかんねん！と、思いもしますってー。まぁうちの奥さん、働いてますしね。しょうがないとは思うけど。でもむかつく。

何よりむかつくのは、飯作ってもらっといていただきますとかご馳走様とか、そういう言葉がないこと（毎回じゃないけどさァ）。否、土曜の昼飯のことですけどね、そりゃあ作ったあと私その場を離れたさ。まだいらないって言って、うどん茹でて食えって言って去ったとも。だけどそれでも、食い終わってから顔合わせたときに感想の一言でも言えってんだよ。なんだよ、不味かったんだったら不味かったってはっきり言えばいいだろ。私、あんたのお優しいお母様じゃないんでね、好みなんて知りませんよ、すみませんね！！
夕飯は夕飯で何やるのって聞いてくるし（その時私ゲームやってた。KH2。女の子は可愛いなァとか思ってたときだ！一気にテンションダウーン）、鍋がいいって言うからじゃあ入れるもん買ってきてって答えれば何が必要なの？って訊いてくるし。……父上、家で鍋物したことってありませんでしたっけ。
冷蔵庫の中身見て買って来いって言ったとこで無意味だろうと言うことでその場で思いつくもんだけ頼みました。ほんとにそれしか買ってこないとかかなり経済的ですね！頼み忘れた私が悪いんですが、白滝ぬきの鍋になりました。ちょと寂しかった(´・ω・｀)
母は夕飯いらないって言ってたから、3人分の野菜・きのこ・油揚げ用意してざくざくざく。あかぎれ痛いよと思いながら水触って一人黙々と準備。その間に父上が何をしていたかと言いますと、居間で炬燵に足つっこんでテレビ観賞。　たまに飲み物とりに台所来ます。
来たときに聞いてみました。「ねー、手伝う気ないの」。もう疑問っていうか……ないねっていう断定でしたけど。返って来た答えに、私思わずそこでやめようかと思っちゃったよ。曰く、「買い物行ったから子供は台所やらなくていいの（笑」。
……へー。そっか、そういう事言うんだ。子供はやらなくていい、ねぇ。あんた今この家で誰の子供なのかなぁ？　っていうか私もじゃあやらなくていいですかー？　ってなもんですよ。
えぇ。私が文句言わないのが悪いんでしょうね。でもむかついてたのでぼそりと言った。「……姉ちゃんと二人分だけ用意しようかな」。効果なかったけど。
因みにその頃姉貴からのメールで、帰りが遅れるらしいと知ったので姉貴の分は小さい鍋に用意しときました。そしたら父がまたむかつく事言った。これほんと、父方の最悪の血だと思います。

父：その鍋、お姉ちゃん用？
私：そう。帰り、遅くなるみたいだから。
父：優しいんだね

……はぁ？(#゜д゜)
親父さんよ、家で鍋やるとき貴方一人遅いときっていつもでかい鍋の残り物食ってらしたのかしらぁ？　たしか貴方用に別に用意しておいてある筈ですけどねぇ？

なんかねぇ、腹へって早く飯食いたいってんなら、ただ座って待ってないで手伝えよって思うんですよね。ま、小さいときからの癖が抜けるなんて思ってませんけど。苛々するんですよね。
私だって座ってテレビ見て待ってるだけでご飯が出てきたらすごく嬉しいよ。だけど残念ながらうちはレストランじゃありませんから誰かが作らないといけないわけだ。弁当買ってくればそれで終わるけど、毎回買ってたらいったいどんだけ金掛かるんですかって話だし。父と家にいるときは作れる人間が一人しかいない＆腹がへったと五月蠅い（口じゃなくて態度がね）。

因みに今日（書いてる時点では日曜って認識しちゃってまス）の夕飯時まじさいこー。餃子食いたいなと思ってひき肉買って来て（ついでに本屋行って漫画も買って来て）、親の敵（実際だったらほぼ取りにいかないと思われ。）とばかりに白菜刻んでニラ切ってネギ切って生姜摩り下ろして下ごしらえ（当然漫画を読む暇なっすぃん）。白菜刻んでるときに父（居間でぬくぬくテレビ観賞）に土曜と同様の意見言ってみる。生姜の皮剥いてるときに父が来た。曰く「何か出来ることある？」
もうネェヨ(#゜д゜)、
やることある？だったら何かしら押し付けようかなーなんて思うけど、出来ること。……父さん、なんか出来ンの？（笑）　あっはははは、むかついたので一人でやってやったとも。因みに初めて作った。味の保証なんてしないというか寧ろ出来ない。
まぁ、作ってみたのはいいんだけどうっかり白菜切りすぎて皮が足りなくなって今日は餃子お預けだったんですけど(´・ω・｀)　明日皮買い足さなきゃ。

んー…なんかすごく話が脱線していくな。まぁとにかく、坊ちゃん・姫様して育った我が父・叔母は料理スキルが凄く低いのよ、と。出てくるの待ってるだけって存在が家族にとってどれだけ苛着くものなのか少しは理解しておくれと言いたいところ。
それが年端もゆかぬ子供ならまだいいけれどorz
もうやだ、母さん、どうして……いやあえて言うまいよ。

もしこれ読んでる中に子持ちの方がいるならば、どうぞ、自身の、そして将来のご家族の精神衛生のためにも子供には家事を少しずつ仕込んでください。
結婚を考えているアナタ、相手をよーく見たほうがいいとです……（遠い目